外壁改修工事

冬でも外部のコーキング施工工事OK?打ち増しはNO!その理由とは?

こんにちは、ヤブ原産業株式会社です。

今回は【冬でも外部のコーキング施工はOKなのか?】コーキングは打ち増しをしてはいけないことにについても、詳しくお話していきます。

・外壁のコーキング劣化しているけれど、今は冬で寒いけれどコーキング工事はできないのかな?

・業者に「冬でもコーキング工事はできますよ」って言われたけれど、本当なのか知りたい!

という方に向けて、悩みを解決できる記事になっています。

なぜなら【弊社ヤブ原産業株式会社は、建築仕上材・改修材メーカーとして50年超の実績があり、建物を長持ちさせる改修工事のプロだから】です。
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記事の前半では「冬でも外壁や屋根などの外部のコーキングはできる場合がある」について解説しつつ、記事の後半では「コーキングの修繕は内間氏はしてはいけない理由」について具体的に解説します。

 

コーキングの劣化は、冬に発見する場合もあります。

コーキングは防水効果やクッション効果を発揮するので、劣化したままでは不安であり、すぐに補修をして完全なコーキングに戻したいものです。

しかし、冬は寒いです。

寒い中でも、条件によってはコーキング工事はできます。

冬でもコーキング工事ができるポイントを把握し、施工ができる環境の場合は即修繕をしましょう。

この記事を読み終えることで、冬のコーキング施工についてや、コーキング打ち増しが駄目な理由についても学ぶことができますよ。

冬の寒い時期にコーキングの劣化を見つけて困っている方は、ぜひ、最後までご覧くださいね。

冬でも外部のコーキングはできるのか

結論からいうと、冬でも外壁や屋根などの外部のコーキングはできます。

しかし、冬でも可能なコーキング施工にはいくつかの条件があります。

どの様な条件の場合は冬でもコーキング施工ができるのかを、以下にご紹介します。

温度が5度以上の場合

コーキング施工は、硬化して固まるまで温度が5度以上の場合は、施工することができます。

硬化するまでの間5度以下になってしまう場合は、コーキング施工はできません。

冬場のコーキング施工の場合は、常に温度を確認して硬化するまで5度以下にならないように、都度確認を行う事が大事となります。

湿度が85%以下の場合

コーキングが硬化するまで湿度が85%以下の場合は、冬でもコーキング施工はできません。

冬は乾燥する時期ですが、雪が降ると湿度が高くなります。

そのため、冬場でも外部は湿度が85%以上になる可能性は十分にあります。

冬場にコーキング施工を行う場合は、湿度計にて常に湿度を確認しないといけません。

雪や雨が降っていない場合

温度と湿度が規定以内であり、且つ雪や雨が降っていない場合は、冬場でも外部のコーキング施工ができます。

温度と湿度が規定以内であっても、雪や雨が降っている場合は外部のコーキング工事はできません。

天気をきちんと確認し、雪や雨が降らない時にコーキング施工を行いましょう。

シートで施工部分を囲って暖めてコーキング施工を行う

温度5度以下や湿度85%以上の場合でも、シートで囲って暖房器具を使って暖めながらの施工ではあれば、コーキング施工は可能です。

外壁や屋根をシートできちんと覆って、ジェットヒーターなどの暖房器具を使って、シート内部を暖めます。

それにより温度が上がるので、コーキング施工ができる環境とすることができます。

コーキングが硬化するまで5度以上、且つ湿度85%以下を保たないといけないので、都度点検することが大事となります。

また、暖房器具で火災を起こす場合もあるので、コーキング硬化まで見回りをすることも、大事となります。

冬場の外部コーキングを規定通り行わない場合

冬場の外部コーキングを、温度5度以下、湿度85%以上の規定を超えた環境で施工した場合、失敗に終わります。

コーキングが硬化する要素が欠けているので、コーキングは固まらず軟らかいままで終わってしまいます。

これは、養生時間を長く経過させても、後に採暖養生を行っても、固まることはありません。

コーキングというのは、温度と湿度に非常に左右される材料です。

そのため、温度5度以上と湿度85%以下は絶対に守らないといけない、最低条件になります。

温度5度以下、湿度85%以上の場合は、先ほどご紹介したシート養生の採暖養生があります。

どうしても冬場にコーキング施工を行わないといけない場合は、採暖養生を行ってきちんとコーキングを硬化させましょう。

 

コーキングの打ち増しはしてはいけない!

コーキングを打ち直す際に、既存のコーキングの上から新しいコーキングを打つ方がいます。

これは、間違った施工方法なので絶対に行ってはいけません。

※ALCの建物で既存シーリングが深く施工されており十分な深さがあれば施工可能な場合があります。

なぜ古いコーキングの上に新しいコーキングを充填してはいけないのか、その理由は古いコーキングと新しいコーキングは密着しにくいので馴染まず、はがれてしまうからです。

コーキングを打ったばかりは馴染んでいるように見えるのですが、時間の経過により新しいコーキングが剥がれてしまいます。早い場合は、数か月で新しいコーキングが剥がれてしまうこともあります。

 

コーキングが劣化して修繕する場合は、古いコーキングは底から全て綺麗に取り除きましょう。

そして、新しいコーキングを充填するのが、正しいコーキングの修繕です。

 

DIYでもコーキングの打ち直しはできそうですが、コーキングを溝に充填することは想像を超えた難しさです。

そのため、絶対に上手くいきません。

費用をかけたくなく自分でDIYでコーキング工事を行いたい方もいるようですが、失敗することは目に見えているので、おすすめできません。

コーキングの打ち直しは、専門業者にお願いしましょう。その方が、コーキングの寿命も長くなります。

 

まとめ 冬でもコーキング施工は条件が合えば施工可能!打ち増しは絶対にダメ!

冬でもコーキング施工は、条件さえそろっていれば行うことができます。

しかし、1つでも条件が欠けている場合は、コーキングは固まらず失敗に終わります。

冬のコーキング施工は、慣れている業者にお願いしましょう。

コーキングの専門業者は冬のコーキング施工の知識を把握しているので、失敗することなく完璧なコーキング施工をしてくれます。

ポイントは、3つです。

・冬でも5度以上、湿度85%以下の場合は外部でのコーキング工事はできる!
・降雪や降雨の場合はコーキング工事はしてはいけない!
・コーキングは打ち増しをせず打ち直しをしないといけない!

ヤブ原産業株式会社は、建築仕上材・改修材メーカーとして50年超の実績があり、建物を長持ちさせる改修工事のプロです。

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この記事を書いた人

ヤブ原産業 工事営業部 

ヤブ原産業株式会社 工事営業部 一級施工管理技士 本社のある川口市を中心に、関東のアパート、マンション、一戸建てオーナー様の為に改修・修繕・補修工事に汗を流しています。