台風対策

台風による損害は火災保険で修繕できるって本当?

こんにちは、ヤブ原産業株式会社です。

今回は【台風による損害は火災保険で修繕できるって本当?】台風で受けてしまった被害は火災保険で修繕可能なのか?

また、火災保険を使う際に目を向けるべき重要なポイントについてお話していきます。

・台風が年々勢力が大きくなっているから怖い!うちの火災保険って台風の被害にも使えるのかな?

・火災保険の風災で台風被害が適用になって聞いたけれど、どのような感じの内容なんだろう?

という方に向けて、悩みを解決できる記事になっています。

なぜなら【弊社ヤブ原産業株式会社は、建築仕上材・改修材メーカーとして50年超の実績があり、建物を長持ちさせる改修工事のプロだから】です。
→埼玉・都内の防水工事の施工実績は改修工事.jpから

記事の前半では「台風による損害は火災保険で修繕ができる場合がある」について解説しつつ、記事の後半では「火災保険で補償を受けることができる被害」などについて、具体的に解説します。

 

毎年のように大型台風の被害はTVなどのメディアで拝見するようになり、台風というのは昔の台風とは違う恐ろしさがあります。

そのため、台風被害を我が家で受けてしまうのも時間の問題、と思っている方も少なくないと思います。しかし、台風被害を受けてしまっても、火災保険の風災補償で解決できる場合があります。

火災保険は火災だけではなく様々な補償をしてくれるので、ご加入の火災保険の補償内容を1度確認しておくことをおすすめします。

ほとんどの火災保険の場合風災補償も含まれているので、台風で被害を受けた場合は保険会社に相談をしましょう。

この記事を読み終えることで、火災保険で台風の被害を補償できることがわかるだけではありません。

台風被害を受けた場合の素早い対処や、火災保険利用の際に把握しておくべき重要なポイントなども学ぶことができますよ。

台風被害補償の火災保険使用を知りたい方は、ぜひ、最後までご覧くださいね。

台風による損害は火災保険で修繕ができる場合がある

台風の強風や暴風雨などにより自宅に被害を受けてしまった場合は、火災保険で修繕が可能な場合があります。火災保険の中の項目である「風災」に加入している場合、台風の影響により何らかの被害を受けた場合、補償を受けることができます。

火災保険は名称に「火災」と入っているので、火災以外の被害には使えない保険と思っている方もいると思います。実は、そのようなことはありません。火災保険の補償内容の中には、火災以外に様々な補償が含まれています。火災以外は選択して付与する保険システムもありますが、ほとんどの火災保険の場合は風災は入っていることが大半です。

ご加入している火災保険に風災が含まれているのか否かわからない場合は、保険証券を確認すると記載されています。それでもわからない場合は、ご加入している保険会社に問い合わせることにより、火災保険の補償内容を把握することができます。

火災保険の「風災補償」とは

火災保険の「風災補償」とは、台風や暴風、竜巻、突風などの大きな風の自然災害に関係した被害を受けた場合に、補償してもらえます。

日本では毎年、幾度か大きな台風が接近または上陸する場合があります。そんな台風のような大風による被害を受けた場合に役に立つのが、火災保険の風災補償です。風災によ被害を受けてしまった場合に、火災保険会社より保険金を受け取ることができます。

火災保険には「建物」と「家財」の2種類がある

火災保険は、持ち家と借家の場合、以下のような保険のかけ方をします。

・持ち家の場合:「建物」のみか「建物」と「家財の両方に掛ける
・借家や賃貸の場合:「家財」のみに掛ける(自分の建物ではないので建物には掛けない)

持ち家で解説しますと、「建物」だけにしか火災保険の風災補償を掛けていない場合は、建物に風災被害を被った場合は補償となります。しかし、「家財」に入っていないので、台風などの大風により雨漏りが発生してしまい、家財もダメになってしまった場合、家財の保険償にはなりません。この場合、建物と家財保険の両方に加入していることにより、建物も家財も補償してもらえます。

火災保険の場合、建物にしか目を向けず補償の範囲を建物だけにしている方は、少なくありません。その場合、家具や家電製品などの家財への補償が無くなってしまうので、家財の修理や買い直しが必要となってしまいます。家財の修理や買い直しには多額の費用がかかるので、家財保険にも加入しておくことをおすすめします。

火災保険の風災補償で補償される被害をご紹介

火災保険の風災被害で台風で補償を受けることができるのは、どのような被害なのでしょうか。台風で補償を受けることができる被害の具体例を、「建物」の補償の場合で以下にご紹介します。

・台風で屋根材がはがれてしまった
・台風で屋根材が飛んで行ってしまった
・台風で雨漏りが発生した
・台風で外壁がはがれてしまった
・台風で外壁が飛んで行ってしまった
・台風により物が飛んできて、それが建物にぶつかり建物が破損してしまった
・台風にてベランダが破損した
・台風でウッドデッキが破損した
・台風で車庫が破損した
・台風でカーポートが破損した
・台風でカーポートや車庫が破損してしまい駐車していた車が壊れてしまった
・台風で雨どいが破損した
・台風で雨戸が破損した
・台風でアンテナが折れてしまった
・台風で煙突が折れてしまった
・台風で塀が破損してしまった
・台風で庭の木が折れてしまった

以上のような被害は、火災保険の風災被害で補償されています。その他にも様々な補償された例がありますので、台風で被害を受けた場合は保険会社に相談をすることが大事となります。

火災保険は3年以内の損害のみを補償

火災保険に限らず保険全般の話なのですが、損害が発生してから3年以内の補償金を請求しないと、無効となってしまいます。これは保険法95条の「消滅時効」に記載されています。そのため、台風などの風災被害に遭ったら、3年以内に保険会社に申請をしないといけ、ません。

ここで目を無けるべきポイントといえば、損害発生から3年以内であればいつでも保険金を請求してもいいと思うかもしれません。しかし、そのような考え方はやめることをお勧めします。その理由は、損害被害に気付いた時に即保険金を請求しないと「なぜ今頃請求してきたのか?」と保険会社に怪しまれてしまうからです。

損害保険というのは、保険金請求のために原因特定をしないといけません。台風の被害を例に挙げると「2022年9月9日の台風により屋根がはがれてしまい、雨漏りが発生してしまった」この状態を、2023年7月に気づいて保険金請求したとします。約10か月経った状態で、保険金請求のための原因を特定できる資料を提出することは、非常に難しいことです。

しかも、雨漏りの場合で以上のような状態になっていたのであれば「なぜ10か月も雨漏りに耐えて暮らしていたのか」と、保険会社に疑問視されます。

損害が発生してから時間が経てばたつほど、台風による影響の証明が難しくなってしまうので、気が付いた時に即保険会社の相談をすることが大事となります。

台風の被害に遭ったと気が付いたらすべきこと

台風の被害に遭ってしまった時が付いたら、以下の行動をとりましょう。

保険会社に電話をする

台風被害に気が付いたら、即保険会社に連絡をしましょう。被害の説明をしないといけないので、あらかじめメモに話すことを書いておくと、スムーズに話ができます。様々な話や支持をされますので、メモを持って話すようにすると大事なことを書き記すことができます。

被害の状況がわかる写真を撮影する

損害を受けてしまった部分の写真を撮影しましょう。1か所の被害の場合でも、様々な角度から写真撮影をすることをおすすめします。また、台風被害に入るか否かわからない被害がある場合も、念のために写真撮影をしておくことをおすすめします。

 

まとめ:台風による損害は火災保険で修繕ができる場合がある!

火災保険で風災被害に加入している場合は、火災保険を使って植えた被害を修繕することができます。

ただし、一部該当しない補償もあるようなので、台風による被害を受けたら即保険会社に連絡をして相談をしましょいう。ほとんどの台風被害の場合は、火災保険の風災補償を受けることができます。

火災保険の風災被害を使って修繕することにより、高額な修繕費用を抑えて直すことができます。

まずは、ご加入している火災保険の中に風災被害が含まれているか否かを、確認しましょう。

台風に備えて現在加入の火災保険の内容をチェックして、台風被害でも火災保険が適用になるのか事前に調べておきましょう。

台風による大きな被害は、年々増してきています。そのため、風災が含まれている火災保険は必須となります。

ポイントは、3つです。

・台風による損害は火災保険で修繕ができる場合がある
・台風の被害に気付いたら、すぐに保険会社に相談をする
・被害状態がわかる写真を撮影しておかないといけない

ヤブ原産業株式会社は、建築仕上材・改修材メーカーとして50年超の実績があり、建物を長持ちさせる改修工事のプロです。

10種類以上の外壁塗装・防水工事実績があります
埼玉・都内の工事施工実績はこちらから

無駄を省き、大事な手間を惜しまない工事を行います
工事のこだわりポイントはこちらから

徹底的な現場調査から工事後の巡回点検まで一貫してサポートします
外壁塗装工事のお問い合わせはこちらから&l

この記事を書いた人

ヤブ原産業 工事営業部 

ヤブ原産業株式会社 工事営業部 一級施工管理技士 本社のある川口市を中心に、関東のアパート、マンション、一戸建てオーナー様の為に改修・修繕・補修工事に汗を流しています。