外壁塗装で高圧洗浄って必要?高圧洗浄が持つ欠かせない役割を解説!
こんにちは、ヤブ原産業株式会社です。
今回は【外壁塗装の欠かせない知識!】高圧洗浄が持つ役割についてについてお話していきます。
・川口市/さいたま市/東京で外壁塗装工事を検討しているけれど、外壁塗装の工事で見かけることがある高圧洗浄って必要な作業なのかな。。。
・外壁塗装工事をしたいけれど、塗り替えで頑丈な塗膜を作ることはできるのか不安!
という方に向けて、悩みを解決できる記事になっています。
なぜなら【弊社ヤブ原産業株式会社は、建築仕上材・改修材メーカーとして50年超の実績があり、建物を長持ちさせる改修工事のプロだから】です。
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記事の前半では「外壁塗装の高圧洗浄の必要性」について解説しつつ、記事の後半では「把握すべきポイント」について具体的に解説します。
実は、外壁塗装工事というのは奥が深く、様々な知識や塗料の種類や性能があります。その分、把握すべきポイントが多々あります。
この記事を読み終えることで、外壁塗装の高圧洗浄について分かるだけでなく、細かいポイントについても分かりますよ。
外壁塗装のメンテナンスについて気になっている方は、ぜひ、最後までご覧くださいね。
外壁塗装の高圧洗浄とは何なのか
外壁塗装の際に行なわないといけない高圧洗浄とは、外壁塗装工事を行うに先立ち、既存の外壁に付着している汚れなどの不純物を高圧洗浄機を使って綺麗に取り除く作業です。高圧洗浄をかけることにより、以下の汚れがなくなります。
- 砂やほこり、雨筋などの汚れ
- コケやカビ、藻など
- 剥がれなどの傷んでいる塗膜
上記をしっかり取り除くことにより、塗り直しに使う塗料がしっかりと外壁に付着し、丈夫で長持ちする外壁塗膜とすることができます。そのため、外壁塗装には高圧洗浄を行うことは必要なことになります。
外壁塗装に先立ち、しっかりとした塗膜へと完成させるために、高圧洗浄は念入りに行います。外壁の面積により異なりますが、一般的な外壁の広さで半日程度、汚れがひどく手間がかかる場合は1日かかる場合もあります。
外壁塗装の高圧洗浄の効果は想像をはるかに超える凄さ
外壁塗装の高圧洗浄に使う高圧洗浄機というのは、想像をはるかに超える威力の凄さがあります。外壁材が傷んでいる場合は、外壁を破損させてしまうほどの勢いです。
そんな威力の凄い高圧洗浄で外壁を綺麗に掃除することにより、通常言われている塗膜の耐用年数を伸ばすことも可能となります。
外壁塗装工事というのは足場などの仮設工事に大きな費用がかかるので、メンテナンスの頻度は少なめにすることが基本となります。高圧洗浄をして長持ちする塗膜とすることにより、外壁塗装の塗り直しの頻度を少なくすることができ、外壁の管理が楽になり末永く長持ちする建物とすることもできます。
外壁塗装の高圧洗浄は洗浄剤を使う場合もある
外壁塗装の高圧洗浄に使う水分は、ただの水です。ただの水に高圧洗浄機で強い圧をかけて外壁に付着している不純物などの汚れを取り除きます。しかし、残念ながら高圧で洗浄をするにもかかわらず、それでも取れない頑固な汚れが付着している場合があります。その場合は「バイオ洗浄」という洗浄剤を使って高圧洗浄を行います。
特に、カビや藻、コケというのは、綺麗に取り除いたように見えても胞子まで取り除くことが難しく、残ってしまうことにより再び増殖してしまう場合があります。頑固な汚れやコケや藻、カビの増殖を防ぎたい場合は、洗浄剤使い高圧洗浄をしましょう。
外壁塗装高圧洗浄をしないとどうなるのか?
外壁塗装の際に高圧洗浄をせずに、既存外壁の上から塗装工事をしてしまうと、以下のような状態が発生してしまいます。
- 塗料が上手く付着しない
- 塗りムラができる
- すぐに剥がれる
- すぐにふくれが発生する
上記のような発生は、早い場合、外壁塗装工事を行って1年程度で発生してしまう場合もあります。外壁塗装工事というのは、高価な工事です。大金を使って工事をしたのに、たった1年で塗膜がダメになってしまっては困ります。それを防ぐのが、高圧洗浄です。
外壁塗装の高圧洗浄にかかる費用
外壁塗装工事に高圧洗浄が必要なことはわかったと思いますが、どれくらいの費用がかかるのか気になると思います。高圧洗浄にかかる費用は、一般的な外壁の面積で以下のようになります。
高圧洗浄(水で洗浄する場合)
一般的に、外壁全体を1回洗浄します。
・高圧洗浄費用:㎡あたり200~300円程度
・水道代金:1,000~2,000円程度
高圧洗浄(洗浄剤を使った場合)
洗浄剤を混ぜるので、洗浄剤の塗布で1回、洗浄剤を洗い流すために1回の洗浄、合計2回の洗浄となります。そのため、水しか使わない高圧洗浄と比較すると、2倍の水道代が必要となります。
・高圧洗浄費用:㎡あたり500~800円程度
・水道代金:2,000~4,000円程度(洗浄剤費用含む)
外壁塗装の高圧洗浄の主な工程
外壁塗装の高圧洗浄の主な工程を、以下にご紹介します。
高圧洗浄水の飛散防止シート設置
高圧洗浄機を使って外壁を洗浄する際は、想像以上に水が飛散します。そのため、近隣の家に飛散させてしまい迷惑をかけてしまう場合があります。それを防止するために、高圧洗浄に先立ち、水の飛散シートを設置します。足場の周りに張って、汚水飛散防止とします。
高圧洗浄に使う水や洗浄機を用意する
高圧洗浄に使う水を、用意します。上記にも記載しましたが使う水は基本的にお客様の水道を借りて施工を行います。高圧洗浄機の準備をして、ホースなど利用する道具を建物の周りに設置します。
高圧洗浄施工開始
上記の準備が全て終わった後、外壁の高圧洗浄作業を行います。屋根も一緒に塗装する場合は、屋根から高圧洗浄を賭けます。外壁の場合は、外部に飛散しにくいよう基本的には上部から下部に向かって洗浄をしていきます。
乾燥
高圧洗浄の工程が全て終わったら、乾燥させます。塗料は水と相性が悪いので、しっかりと乾燥をさせないと頑丈な塗膜を作ることができません。基本的には、1日程度の乾燥を行います。天候や湿度によっては、さらに乾燥期間を置く場合もあります。
外壁塗装の高圧洗浄ができない場合もある
外壁塗装には高圧洗浄は大事な作業ではありますが、外壁の状態により高圧洗浄ができない場合があります。以下の状態の場合、外壁に高圧洗浄をかけることができません。
サイディング外壁の場合
サイディングの外壁の場合は、つなぎ目などに隙間がある場合があります。外壁に隙間があると、そこから建物内部に高圧洗浄の水分が入ってしまい、雨漏り同様の様々な悪影響を建物に与えてしまいます。
サイディング外壁に外壁塗装を行う場合は、ホースで水をかけたり雑巾で拭いたりなど、極力サイディングの隙間から水分が建物内に入っていかないようにしましょう。
外壁にヒビやクラックが入っている場合
外壁にヒビやクラックが入っている場合は、上記でご紹介したサイディング外壁と同様に、ヒビやクラックから建物内に水分が入ってしまい、雨漏りのような悪さを与えてしまいます。ヒビやクラックが入っていない部分は、高圧洗浄をかけても問題はありません。クラックやヒビが入っている部分は、上記に記載した外壁サイディングの際と同様に、ホースで水を優しくかけたり雑巾で外壁を拭くなどをして、外壁を綺麗にしましょう。
建物内部の窓回りに水の跡がある場合
建物の中のマド周りに水の跡がある場合は、外壁のどこかから雨漏りが発生している可能性があります。この場合も上記の2つのパターンと同様に、ホースで優しく水をかけるようにしましょう。
まとめ:外壁塗装には高圧洗浄はとても大事!
外壁塗装を行う際は、高圧洗浄というのはすごく大事な工程の1つということが、分かったと思います。塗装工事の前に高圧洗浄を行うことにより、強固で理想の外壁塗装とすることができます。外壁塗装は安価な工事ではないので、必要な工程はすべて行って納得がいく最高の塗膜を作るように心がけましょう。
自分の理想通りの外壁と塗膜を作るために、丁寧で適した高圧洗浄を業者にお願いしましょう。
ポイントは、3つです。
・高圧洗浄により強固な塗膜作りが左右される
・高圧洗浄ができない外壁もあるので、その場合はどうすべきなのか業者と相談をする
・既存外壁の状態によっては、洗浄剤の採用も検討しないといけない
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