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【鉄部塗装の塗り替え時期の目安は?】放置するとどうなるのか?

こんにちは、ヤブ原産業株式会社です。

今回は【鉄部塗装の塗り替え時期の目安は?】についてお話していきます。

・ベランダや外部階段などの鉄部塗装の塗り替え時期のサインを知りたい!
・鉄部塗装の塗り替え時期を自分で見極めたい!

・鉄部塗装をせずに放っておくとどうなるの?

という方に向けて、悩みを解決できる記事になっています。

なぜなら【弊社ヤブ原産業株式会社は、建築仕上材・改修材メーカーとして50年超の実績があり、建物を長持ちさせる改修工事のプロだから】です。
→埼玉・都内の塗装工事の施工実績は改修工事.jpから

記事の前半では「鉄部塗装の塗り替え時期の目安は?」について解説しつつ、記事の後半では「鉄部塗装をせずに放っておくとどうなる?」について具体的に解説します。

この記事を読み終えることで、自ら鉄部塗装の塗り替え時期を見極めるための知識が付きます。
ぜひ、最後までご覧くださいね。

【前提】鉄部塗装が必要となる箇所とは?

まずは、前提知識として「鉄部」とはどんな箇所のことなのでしょうか?
いきなり「鉄部」といわれても、具体的に建物のどこにあるのか、ピンとこない方もいるでしょう。

ここを押さえておくことで、鉄部塗装工事における、塗装箇所の抜け漏れを防ぐことができますよ。

「鉄部」となる箇所

  • フェンス
  • 門扉
  • ポスト
  • シャッター
  • 雨樋
  • 屋外階段
  • 水切り
  • 手すり
  • 庇・屋根
  • 鉄骨で組まれたベランダ
  • 配管
  • 換気扇 など

一部アルミ製のようにさびにくい素材が使われることもありますが、ベランダや屋外階段など、人の荷重がかかるところはスチールで作られていることが多いです。

建物によっても違いがありますから、塗装のメンテナンスをする際には、業者さんに一度現地調査を依頼するなどして塗装漏れがないようにしましょう!

弊社ヤブ原産業株式会社は、建築仕上材・改修材メーカーとして50年超の実績があります!鉄部塗装については、特に詳しく経験もありますよ。

鉄部塗装の塗り替え時期を決める2つのサインとは?

定期的な鉄部塗装が重要とは聞くけど、具体的にいつ塗り替え工事を頼めばいいの??
外壁塗装と同じタイミングで塗り替えたかったけど、時期は違うの?

と困ったことはないでしょうか?

鉄部塗装工事の塗り替え時期を決める2つのサインは、次の通りです。

①前回鉄部塗装をしてから、5年ほど経った
②塗装が劣化してきた

1つずつ見ていきましょう。

①前回鉄部塗装をしてから、5年ほど経った

鉄部塗装の耐用年数は5年ほどです。

使っている塗料や立地などに多少左右されますが、5年ほどで表面のコーティング機能が低下してしまいます。
コーティング機能が低下すると、段階的に鉄部の劣化が進んでいきます。

メンテナンスしないまま放置してしまうと「本来はやらなくても良い工事の工程」が追加され、余計なお金がかかってしまいます。

耐用年数を目安に、早めの塗り替え計画を立てておきましょう。

また、外壁塗装や防水工事の塗り替え目安は7~10年なので、外壁のメンテナンスとは別で計画をしておきましょう!
以下の記事を参考にしてみてくださいね。

▶外壁塗装の塗り替え時期を決める2つのサインとは?(リンク挿入)

②塗装が劣化してきた

2つ目は、塗装の劣化です。

鉄部の塗装は、段階的に劣化していきます。

そのため、初期段階で劣化を見つけ早めの対処をすることにより、結果的に工事費用を抑えて鉄部を長持ちさせることができます!

耐用年数はあくまでも目安なので、鉄部そのものの劣化症状に応じて、柔軟にメンテナンスすることが重要です。

主な劣化の症状は以下の通り、段階的に進んでいきます。

症状 症状が現れる目安
LEVEL1 艶がなくなる

【艶がなくなった画像】

~3年
LEVEL2 色が褪せてくる

【色が褪せてきた画像】

~3年
LEVEL3

チョーキング現象

【鉄部のチョーキング現象画像】

3~5年
LEVEL4 ひび割れ

【鉄部ひび割れの画像】

~7年
LEVEL5 剥がれる

【鉄部剥がれる画像】

~7年

鉄部塗装の劣化は、段階的に進んでいきます。

塗り替えを行う一つの目安が「チョーキング現象」です。

チョーキング現象は、紫外線や雨風、酸性雨による酸化が原因で起こります。
手で触って粉のようなものが付いたかどうかで判断します。

チョーキング現象は、鉄部塗装の表面の保護膜の機能が低下しているというサインです!
このまま放置していると、鉄部を守っている塗装がみるみると痩せていき、やがては鉄部を外気に触れさせてしまいます。

ひび割れ」や「剥がれ」などの劣化症状は、外気に触れた鉄部が空気と水に触れることで錆が発生して起こるものです。

サビが発生してしまうと、やすりなどを使ってサビを除去し、錆止めと新しい塗料を塗るという大がかりなメンテナンスとなり、余計なお金がかかってしまうんですよね。

建物を長く綺麗な状態で使い続けるためにも、「チョーキング現象」を一つの目安に、メンテナンス計画を立ててみてくださいね。

鉄部塗装をせずに放っておくとどうなる?

そうは言っても、ベランダや外部階段の鉄部塗装をやり替えるのは正直面倒だし、お金もかかる……

と、思いますよね。

ただ、鉄部塗装は鉄部本体を、雨風や紫外線のような外敵から守るためになくてはならない存在です。
塗装せずに放置していると、劣化は段階的に進んでいき、それに従ってメンテナンスのための工事費用もどんどん膨らんでしまいます。

劣化症状を定期的に確認しながら、適切なタイミングで鉄部塗装の塗り替えを行うようにしましょう!

ここからは、鉄部塗装をせずに放っておくとどうなるか2つご紹介します。

①印象が悪くなる
②錆による機能や耐久性低下

①印象が悪くなる

鉄部塗装が必要な理由の一つは、建物全体の見た目を綺麗に保って印象をよくするためですよね。

鉄部を保護しているコーティング機能は、5年ほどで低下していきそのまま放置すると機能を果たさなくなってしまいます。

鉄部がむき出しになると、雨や空気に触れサビが発生し、鉄部の見た目が悪くなるだけでなく、錆汁が外壁を伝い建物全体の印象が悪くなってしまいます。

特に、お客さんを呼びたい店舗やビルでは、建物が「顔」になってきます。

丁寧に手入れされた建物だと、それだけで「お客さんも丁寧に扱ってくれそう」と、印象が良くなりますよね。

町もパッと明るくなり、印象に残りやすくなります。

定期的な鉄部塗装の塗り替えで、印象の良い建物を維持していきましょう!

②錆による機能や耐久性低下

「鉄製の門扉やシャッターのしまりが悪くなった」
「鉄製のベランダの床部が錆びてぼろぼろになってきている」

など、経験はありませんか?

鉄部塗装は、鉄部本体の機能や耐久性を守るために重要な役割をしています。

機能性や耐久性を守るためには、「錆を発生させないこと」。

そのためには、定期的な塗装の塗り替えが重要です。

劣化がひどくなると、指で押すだけでぼろぼろと崩れてしまったり、鉄部本体が曲がったりしてしまいます。
この状態から、修繕しようとするとかなり工事価格は高額になります。

定期的なメンテナンスが、結果的に安く良い状態で鉄部を良い状態に維持することに繋がるということですね。

まとめ:定期的な鉄部塗装で建物の価値を守ろう!

いかがでしたでしょうか?

定期的な鉄部塗装の塗り替えは、鉄部本体や建物を長持ちさせるために非常に重要です。
定期的に業者さんに建物を見てもらうことで、早めに鉄部の劣化に気づき対処することも可能です。

結果的に、修繕にかかるコストを抑えることが可能になるということですね。

定期的な鉄部塗装で建物の価値を守っていきましょう。

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この記事を書いた人

ヤブ原産業 工事営業部 

ヤブ原産業株式会社 工事営業部 一級施工管理技士 本社のある川口市を中心に、関東のアパート、マンション、一戸建てオーナー様の為に改修・修繕・補修工事に汗を流しています。